仕事を辞めてから約13か月。
今日、アルバイトの面接に行ってきた。仕事の面接自体、前職の就職時に受けた2年前以来。最後にアルバイトをしていたのは、24歳の時。それから4年強経過した。
年齢を考えれば、アルバイトよりも就職活動をすべきなのだが、1年間のブランクのこともある。正直、まだフルタイムで働く自信がないので、ひとまず近所のファミリーレストランでアルバイトから始めることにした。
面接の時間は午後3時。頭に靄がかかったような状態が続いているため緊張はそれほどしていない。しかし家にいると、気持ちが落ち着かない気がしたので、思い切って朝から映画を見に行った。
見たのは「チェンソーマン」。心揺さぶられるアニメだ。ただのバトルアニメじゃない。とてもよかった。
見終えたのは昼過ぎ。直接面接に行くつもりだったが、何となく気持ちが落ち着かない。朝から何も食べていないので、何かしらお腹に入れたいが、レストランに入っている程の時間的余裕はない。
面接を受ける予定の場所と自宅の距離は約10分。時計を見ると、面接まで1時間以上あった。映画館から自宅へ戻って少し休むとしても、面接の10分前には余裕を持って着ける。
そこで、一度帰宅することにした。途中、駅前のコンビニでおにぎりを買い、それをランチとすることに決めた。
家に着くと、買ったおにぎりを5分で食べ終え、身嗜みをさっと整えると、また10分で家を出た。
面接は約40分に及んだ。面接場所の店舗に着くと、最終学歴やこれまでの経歴を専用のシートに記入するのだが、それをもとに、就業頻度やスタイル、離職理由などを確認された。
面接の序盤では、「1日か2日後にはご連絡できるかと思います」と言われていたが、面接の中盤にて「採用」を言い渡された。無職のため、時間や曜日に融通の利くことが決め手となったらしい。
元々応募していた「接客」は人が足りているとのことだったので、「調理」の担当として来月からアルバイトを始められることになった。
働くこと自体1年ぶりだ。緊張するが、徐々に慣らしていけるように精進しよう。
かくして1年ぶりの仕事が決まった私は帰り道、夕食の買い物に立ち寄ったスーパーでご褒美に刺身と350mlの缶ビールを買った。
帰宅後少し休んでいる間に日が暮れてしまったが、今夜はベランダでゆっくり晩酌を楽しもうと思う。
今夜はよく眠れそうだ。
将来への不安や不眠が原因で増えている酒量も、少しずつ減るだろう。
想像していた28歳ではないものの、立て直しに一歩近づいた今日に乾杯。えらいぞ、私。
◆追記

ベランダ晩酌の様子。冷凍庫にあった枝豆を解凍して、つまみに。

刺身は、真ダイ、まぐろ、ぶり。真ダイのしっとり淡白な味わいも、マグロのもったり濃い味わいも、真ダイのこってり脂ののった味わいも、久しぶりの刺身はどれも心に沁みた。


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